近年、アパレル物販に特化した物販スクール「アパリセ」が注目を集めています。
しかしその一方で、高額な入会金や怪しい口コミに関する様々な疑惑も浮上しています。
本記事では、アパリセの真相に迫るため、入会金や返金制度、運営会社の概要、口コミ・評判などを徹底的に検証し、その実態を明らかにしていきます。

プロフィール: 田中健一
年齢: 50代
趣味: 旅行、読書、ゴルフ
経歴
田中健一は、30年以上のサラリーマン生活を経て、多くの人が副業に興味を持ち始める中、自らも副業の世界に足を踏み入れる。彼の長いビジネス経験と人脈を活かし、様々な副業を体験。その中で、多くの成功と失敗を経験する。
彼のモットーは「失敗は成功の元」。その経験を活かし、副業ランキングサイトを立ち上げることで、多くの人々にリアルな情報提供を目指す。サイトでは、彼自身の体験談や、信頼できる情報源からのデータを基に、最新の副業情報やランキングを公開している。
家族構成:
妻と二人の子供、そして愛犬「コロ」の4人+1匹家族。家族を支えるため、そして自分の人生をより豊かにするために、日々新しい副業の情報収集に励んでいる。
メッセージ:
「副業は、ただの収入源ではなく、新しい自分を発見するチャンス。私の経験が皆さんの副業選びの参考になれば幸いです。」

Contents
アパリセとはアパレル物販スクール

アパレル物販スクール「アパリセ」は、代表のTK(葛原大)や講師のGO、TOUMAらがYouTubeチャンネルやSNSで活発に情報発信を行っていることで知られています。
しかし、ネット上では「怪しい」「詐欺」「売れない」「稼げない」などの声も多く見受けられます。
それらの疑念が浮上している理由は何なのでしょうか?
アパリセの概要
- 日本最大級のアパレル物販スクール
- 全国に1,000名以上の生徒
- 完全無料の個別面談を開催中
- 独立を見据えた学習カリキュラム
- 充実したサポート体制
- 自己成長を加速させるコミュニティ環境
公式サイトには参加者の写真が多数掲載され、専門学校や社会人サークルのような雰囲気で楽しく物販が学べそうな印象を受けます。
しかし、それだけでスクールを選んでしまうと後悔する可能性もあるため、アパリセの実態や物販スクール全般のメリット・デメリットを理解してから参加を判断することが重要です。
70万円の入会金、さらに追加徴収も

アパリセは入会金0円とされていますが、参加するには70万円の費用が必要であることが判明しました。
それに加え、有料の追加オプションも存在します。
ところが、アパリセの公式ページやコンサル費用の解説動画では、
「月々33,800円~」や「1日たったの1,000円」など、
クレジットカード払いで最大24分割の支払い例しか紹介されておらず、結局のところアパリセに参加するための総額がいくら必要なのかについては一切説明されていません。
確かに、参加費用が一括で70万円というのはかなり高額です。
正直に記載すれば参加のハードルが高くなってしまうため、運営側としては料金を安く見せて参加を促したいという意図があるのかもしれません。
しかし、参加者としては総額費用を事前にしっかり把握しておきたいところです。
参加料金は以下の内容のようです。
- コンテンツサイト
- 個別サポート
- 仕入れ相談
- 出品サポート
- 10万円相当note無料配布
さらに、オプションも用意してあるようです。
- 仕入れ代行
- 卸売り
- リペア講習
- 売上UPツール
しかも、コンサル費用の解説動画では
公式サイトでは一切触れられていなかった追加料金の存在が明らかになっています。
上記の内容がアパリセの追加オプションと紹介されていたのですが、コンサル費用の解説動画でも追加オプションがいくらかかるのか具体的な料金説明はありませんでした。
アパリセの参加料金の総額に関してもですが、このような追加料金が発生するのであれば公式サイトや解説動画で事前にきちんと説明すべきでしょう。
スクールの内容はもちろん参加費用がいくら必要なのかも参加者にとっては重要な情報であり、説明不足で参加してしまった場合はトラブルになる可能性は高いですし、詐欺・騙されたという印象を抱いてしまいます。
高額な費用を支払ってアパリセで紹介されているような利益を出せれば良いのですが、残念ながらアパリセに参加しても売上や収益を上げられない可能性もあります。
稼げる可能性はあるのか?
アパリセに参加すれば必ず稼げるという保証はありません。
これはアパリセの特定商取引法に基づく表記でも明確に示されています。
アパリセの特商法における注意書き
「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」
アパリセは物販のノウハウを学ぶためのスクールであり、売上や利益の有無、稼げるかどうかは個人のセンスや努力に依存します。
また、
「全国1,000名以上の生徒数」や
「日本最大級のアパレル物販スクール」という特徴をアピールしていますが、
それだけ多くのライバルがいるということでもあります。
ライバルの多さが売れない・稼げない一因になっている可能性は十分に考えられます。
さらに、アパリセ以外にも類似した物販スクールやコミュニティが増加しており、既にメルカリなどの有名なフリマサイトを活用した物販ビジネスは飽和状態です。
これから稼ごうとするなら、他者とは異なる新しいノウハウを見つけ出す必要があるでしょう。
詐欺案件には、注意が必要!闇が潜む物販スクール
当ブログで検証を行ってきたアパリセのような物販スクール・コミュニティですが、参加費用が高額な上、口コミ・評判が良いとは言えない案件で安全に稼げるとは判断できませんでした。
なお、消費者庁や国民生活センターでは物販・転売ビジネスの情報商材に関する問い合わせが増えていると注意喚起が行われています。
物販ビジネス・物販スクールに興味のある方はぜひ一読ください。
副業詐欺の見分け方と防衛策|詐欺師の手口と安全に副業するための具体的な対策
運営は株式会社ノーガード

アパリセの運営会社は、TK(葛原大)が代表を務める
「株式会社ノーガード(NOGUARD)」
という実在する企業です。
しかし、特定商取引法の記載内容から、企業の信頼性に関する気になる点がいくつか見受けられました。
ここでは、株式会社ノーガードの会社情報や調査で分かった事実、返金対応に関する情報について詳しくお伝えします。
株式会社ノーガードの会社概要
アパリセの特定商取引法の表示に記載されていた株式会社ノーガードの情報は以下の通りです。
- 会社名: 株式会社ノーガード
- 代表取締役: 葛原 大
- 所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル CROSS COOP内611
- 販売URL: https://no-guard.co.jp/lp/
気掛かりな点
まず、株式会社ノーガードの電話番号やメールアドレスなどの連絡先が一切記載されていないことが気になります。公式サイトにも同様に連絡先はなく、お問い合わせフォームのみが用意されています。
これは明らかに不自然です。
電話番号やメールアドレスが記載されていない理由について、知られたくない情報なのかと疑念を抱かざるを得ません。
また、住所について調べてみると、渋谷にあるバーチャルオフィスの住所であることが判明しました。つまり、この住所は仮のもので、実際にアパリセが運営されているのは別の場所と考えられます。
対応不可?返金ができないことも
アパリセには返金保証制度がありますが、その返金条件は非常に厳しく、実際に返金が受けられる可能性は低いようです。
返金について
アパリセのコンサルティングサービスでは、以下の条件で返金保証を設けています。
- 返金保証の内容
購入後65日間、毎日1時間作業をしたにもかかわらず1円の利益も得られなかった場合、コンサルティング料金を全額返金。 - 返金条件
- 返金申請期間: 65日間の実践後、7日以内に申請
- 申請方法: メールで連絡
- 条件:
- 日報の提出が必須
- 仕入れた商品は全て元払いで返送する必要あり
- 返金時の振込手数料は自己負担
しかし、購入後65日間、毎日1時間作業した証拠として日報を提出することは大変な上に、1円も稼げない人は物販の素人であってもほとんどいないでしょう。
したがって、アパリセの返金保証は存在しているものの、実際にはほとんど適用されないと認識しておいた方が良いかもしれません。
アパリセと株式会社ノーガードの口コミ・評判について
アパリセや運営元である株式会社ノーガードの口コミや評判には、
「稼げる」「売れた」という声がある一方で、「詐欺」「怪しい」「稼げない」「売れない」といった否定的な意見も多く見られます。
アパリセはあくまで物販を学ぶためのスクールであり、参加すれば必ず稼げるわけではないため、様々な意見があるのは当然です。
しかし、アパリセの公式サイトや動画では、誇大広告とも取れる内容が見受けられること、そして費用に関する説明が不十分な点も否めないため、批判が集まるのは仕方ないと言えます。
入会金が高額であることから、アパリセに過度な期待を抱く人も多いかもしれませんが、あくまでも物販を学ぶためのスクールであるため、稼げるかどうかは自分次第であることを認識しておくことが重要です。
具体的にどのような口コミや評判がアパリセに集まっているのか、こちらのURLを参考までにご紹介します。
まとめ
アパリセを検証した結果、副業詐欺とは断言できないものの、残念ながら「安全に稼げる副業」とは言い難いと判断しました。
理由は以下の通りです。
- アパレル物販スクールで稼げるかどうかは不確実
アパリセは物販ビジネスを学ぶためのスクールですが、参加したからといって確実に稼げるとは限りません。 - 高額な参加料金と追加オプションの可能性
アパリセの入会金は70万円と高額であり、さらに追加オプションの料金が必要になる可能性もあります。 - 運営会社「株式会社ノーガード」の不透明性
連絡先や住所が明確でないため、どこで実際に運営されているのか不明です。 - 賛否両論の口コミ・評判
アパリセの口コミや評判には、「稼げる」「稼げない」と様々な意見が混在しています。 - 物販スクールの市場飽和
物販スクールやコミュニティは増え続けているものの、謳っているように稼げるのはごく一部の人だけです。物販ビジネス自体が飽和状態であるため、お小遣いを増やす程度であれば可能かもしれませんが、物販一本で生計を立てるのはかなり難しいと認識しておいた方が良いでしょう。
物販スクールやコミュニティに参加するか否かに関わらず、物販ビジネスで大きく稼ぐのは困難であることを理解した上で判断してください。